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ヨネックス




  ヨネックス メーカー評価・評判


 ヨネックスは、ズバリ! ラケットの会社だ。 新潟県長岡市に自社の生産工場があって、農閑期の季節労働を使って冬場に商品を作り貯めして、3〜5月の新入学時期に、テニス部に入るとかバドミントン部に入るとかでラケットが一気に市場で売れて、夏場は工場を休んでいるという、完全な季節商売がベースだ。

 ゴルフ業界もある意味似たような構造があるものの、ラケットより波は小さいということで、工場の稼働などの都合もあって、ゴルフになったのかもしれない。もちろん、カーボンを使ってラケットを作るということが、ゴルフのシャフトを作るのとほとんど同じことなので、製造ノウハウあってのゴルフ業界参入だった。

 そのような流れがあったので、1980年代初期、 最初にゴルフ業界に参入してきた時は、エアロナというカーボンヘッドだった。 最近ゴルフを始めた人だと、昔パーシモンがあって、メタルがあって、チタンという流れだと思っているゴルファーが多いと思うが実際にはパーシモンとメタルの間にカーボンという時期が微妙に挟まっていたのだ。

 ヨネックスやヤマハは、その時期に切り込んでいったのだが、カーボンヘッドという物は大成しなかった。理由はカーボンで作っているのにパーシモンの形をしていたからだ。形まで変えようという発想にならなかった。使う側がそれを受け入れなかったという面もあるとは思う。結局そんなことをやっていたもので、新しい流れを作りきれなかったという歴史がある。

 エアロナに関してはアイアンが飛ぶという話しで、高齢者が非常に飛びついた。それはカーボンの表面で溝が甘くて、バックスピンがかからないアイアンだったからで、バカ飛びした。そのかわり全然止まらなかった。それでも飛んだ方がいいというゴルファーはいて、ありがたがられて一定の層は顧客として獲得することに成功した実績がある。

 長岡に行けばわかるが、工場の他に、ヨネックスカントリークラブがあり、ゴルフ試打研究所という施設も長岡にある。

 プロ契約というと 2009年の石川遼の話しがクローズアップされる が、ヨネックスも昔は、駆け出しの頃のフィル・ミケルソンと契約していた時期もあった。それまではドライバーもアイアンもカーボンしかなかったのだが、ミケルソンと組むようになってから、軟鉄のアイアンを扱うようになったり、総合メーカーとして発展するようになってきた。いろいろ面白いことはやるのだが、ちょっとこの頃は特色もなく、石川遼を取った後、さぁ、どうするんでしょうね、というところだ。結局ヘッドはチタンで社外製造だし、シャフトも石川遼が使っているものは自社製品ではない。現在のナノスピードという純正シャフトを自社製造しているのかどうかも定かではないが、石川遼を取って、さてこれからどうやっていこうか、と考えているのではないかと思う。






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